必要な人材が育つ企業風土

 人は職業生活の中で成長(変化)していきます。必要な人材へと成長するには本人のモチベーションは欠かせません。自分が必要だと感じることは、もっと必要な人間になりたいというモチベーションのアップにつながります。

 もちろん成長できる環境が整っているからといって、すべての人が必要とされる人間に成長するとは限りませんが、成長できない人間を基準に人事の方針を決めていては、企業は衰退の一途をたどるでしょう。

 一人でも多くの社員が必要な人材へと成長を望まれているのであれば、社員自身が会社に必要な人材であると感じているか確認し、そうでなければ、社員に自分は必要とされていると感じさせるシステム作りを検討すべきではないでしょうか。

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まなびコーディネーター・社会保険労務士 田中 徹