2つの要素で自律社員が育つ!

 その要素の1つ目は「自律した行動をとれる枠が用意されていること」、2つ目は「自律して行動した先にメリットを感じていること」です。

 

 「なんだ、当たり前じゃない」と思われる方がほとんどだと思います。しかし、この環境を整えるのは本当に大変なことなのです。

 

 それは、自律社員の育成に成功した社長のお話を聴くと、よく分かります。皆が皆、想像を超えた苦労話がそこに存在しています。何年も思うような結果が得られず、そのたびに改善策を実行しかなり長い時間をかけて作り上げてきたものです。さらに言えば、育成に成長した社長は、自分では「まだまだ」これから良くしないといけないと、さらに上を目指し試行錯誤されていることが共通点です。

 

 自律社員が育つ環境は、百社百様です。もし、あなたが苦労されているのであれば、環境が整うことへ近づいている証拠です。あきらめないでください。そして環境が整ったとき、会社はめまぐるしい発展を遂げ、その苦労話を自信をもって周りに伝えることができることと思います。

 

 次回からは、2つの要素をもっと掘り下げ、具体的に分析していきたいと思います。そして、苦難の道を進んでおられる方に勇気を持ってもらえるような内容にしたいと思います。

 

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まなびコーディネーター・社会保険労務士 田中 徹